SIMフリーを使った格安スマホの使い心地ってどんな感じ?

SIMフリー携帯を使って快適生活

 携帯代が家計を圧迫しているという話はありませんか?大手キャリアからも学割や家族割などさまざまなサービスが打ち出されていますが、どんなに頑張ってもSIMフリー携帯での節約に勝るものはありません。でも、大手キャリアのように身近で使っている人はまだそう多くはありません。ここでは、SIMフリーの格安スマホに乗り換える際に不安に思ったことを、使ってみての体験談とともに解説していきます。

まずはSIMフリー携帯の疑問に答えます。

 SIMフリー携帯を使う上でいまいち思いきれないことは何でしょうか。よくある疑問をリストにしました。詳しくは各リンク先にまとめています。

1、電波、通話エリアのこと

 大手キャリアの電波エリアを使用していますので、山奥や海上でも使用できるものが多いです。

2、電話番号のこと

 音声SIMサービスを選べばナンバーポータビリティで電話番号もそのままにお引越しが可能なサービスがあります。WillcomなどのPHSからの乗り換えの場合は番号が変わります。

3、メールアドレスのこと

 これは引き継げません。でもGmailなどパソコンで使うメールアドレスに一本化すれば困ることはありませんし、LINEなども使えるので不便は感じません。

4、電話番号のショートメールは使えるの?

 auでいえばCメールですが、電話番号のみでメールをすることもできますよね。SIMフリー携帯でもハングアウトというサービスで誰にでもメールを送ることができます。

5、機種やサービスの選び方

 これについては、キャリアによる縛りが無くなるので選択肢はものすごく多くなります。使用スタイルにあったものを選びます。一例を紹介します。mineoというサービスです。

 ここはドコモの通信エリアかauの通信エリアか選べるのが魅力。高速LTEも500MB、1GB、3GB、5GBとありどれもかなり安めの設定です。表の都合上1GBは掲載していませんが、他社と比較してもお得な感じがします。今、私が新規に契約するならここかなと思います。高速LTEが尽きて200kbpsで生活しても問題ないとしてauの500MBで契約すれば年間の通信費がさらに抑えられる…。うーん。

ドコモ回線 5GB 3GB 500MB
料金 2,280円 1,600円 1,400円
高速LTE 5G/月(225Mbps) 3GB/月(225Mbps) 500MB/月(225Mbps)
音声通話 30秒 20円 30秒 20円 30秒 20円
au回線 5GB 3GB 500MB
料金 2,190円 1,510円 1,310円
高速LTE 5G/月(150Mbps) 3GB/月(150Mbps) 500MB/月(150Mbps)
音声通話 30秒 20円 30秒 20円 30秒 20円

新しいサービスのようですが、非常に充実している印象を受けます。家族で契約した場合若干の値引きがあるところも優しさを感じます。まぁ50円ですが・・・。

5、通話料のこと

 無料通話サービスが始まりつつありますが、基本的に30秒20円のところが多いです。ただ、楽天電話などのアプリを使えば半額になりますので使い方次第です。

6、ネット閲覧の通信速度のこと

 高速LTEが使えます。容量を超えると多くの会社は200kbpsになりますが、使えなくなることはありませんし、サービスによっては大きな容量のものもありますので選び方次第です。

7、SIMフリー携帯のデメリット

 デメリットは無いのかといえばあります。携帯各社のオリジナルアプリや、ショップの店員さんによるサービスが受けられません。そういうものが必要ない人にはあまりデメリットに感じることは無いかもしれませんね。

 では、引き続き以下に詳しく解説していくことにします。

SIMフリー格安スマートフォンとは

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 携帯電話は機械だけあっても契約をしなければ使えませんよね。実は、その契約情報を記録したものがSIMカードというもので、携帯電話の中に差し込まれているものなんです。極端な話、自分の持っているSIMカードに対応する機種であれば、携帯ショップに行かなくてもSIMを差し替えれば一瞬で自分の電話に早変わりというわけです。 

 ただ、日本の携帯大手3社は、ユーザーが勝手に動き回らないように自社のSIMしか使えないようにしています。これがSIMロックというものです。意地悪なような気がしますが、ユーザーがある程度の期間いてくれるということで設備投資をしたり、機種代が安く抑えられたりして私たち自身も恩恵を受けてきたのです。それに対して、近年急激に広がり始めたのが、SIMロックが解除された端末に自分で安く契約したSIMカードを差し込んで使う「SIMフリー格安スマホ」です。

 つまり、SIMカードが差し込める電話と、格安で使えるSIMカードをいかに用意するかという話になるわけです。

格安SIM導入事例 初期投資費用は計27,888円

 最初にかかる費用が気になるところですよね。私の場合、細かいものも含めてすべて計上すると27888円でした。といっても、かかった金額はかなりシンプルです。

①中古の携帯機種 23,100円(消費税・送料込)

まず、携帯電話の端末がないと話は始まりません。

私はdocomo ARROWS X F-02E ブラックを選びました。

 探す気になれば近所のリサイクルショップや電気屋さん、ネットショップで手頃な中古品が見つかると思います。お友だちの使わなくなった携帯を譲ってもらうなんていうのも良いかもしれません。一番お金がかかるのが端末なので、これさえ手に入ればもうあとは心配ありません。既にスマートフォンをもっている方は、SIMカードを差し替えるだけかもしれませんので費用がかからないかもしれません。

②SIMカードを契約する 4,788円(消費税・手数料込)

 先ほど紹介したSIMサービス各社の中から、自分に合ったものを選びます。

私が選んだのはB-mbileのスマホ電話SIM フリーData(マイクロSIM)です。

 最初のにSIMパッケージ料金という初期費用のようなものが3150円(消費税込)と、基本料1638円(消費税込)がかかります。翌月以降は、基本料と通話料の請求になります。

③SIMフリー携帯 毎月の支払いは

 では、実際のところ毎月どの程度の支払いが発生しているのか紹介します。私の場合、毎月1,700円~2,200円程です。その内訳は、B-Mbileと通話料を半額にする楽天電話(フュージョン・コミュニケーションズ)に対しての合計がスマホの維持費です。B-Mbileは基本使用料のみでインターネットは使い放題です。

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B-Mbileへの支払い

 5月から10月の半年分の請求情報です。ここの超過通話料、オプション使用料、その他使用料は、楽天電話を介さずにかけてしまった電話やSMS(いわゆる電話番号でのショートメール)代です。

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楽天電話(フュージョン・コミュニケーションズ)への支払い

 こちらは使えば使うほどお金がかかっていきます。私の場合、少ない月では70円~多い月で500円くらいです。通話時間は参考になるでしょうか。1分で20円。10分で200円という感じです。1か月にどれくらい通話するかによって違ってきますので、たくさん話す人には向かないかもしれません。

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 実際のところ、このように1,686円+500円くらいということで、2,200円ほどでスマートフォンが使い放題という状況です。我が家はもともとWILLCOMで月々2人で約6400円。1年半で初期投資が回収される予定で、その後は黒字になる計算です。それも、いままでのガラケーではなくスマホに変えたのに・・・です。スマホにしたい、またはスマホを手放したくないけどお金が気になる!という人には絶対おすすめの方法だと思います。

SIMフリー携帯の使い心地は?

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通信エリアはどうなの?

 まず、なんといっても通信エリアの問題が心配ですよね。独自の電波網なのか、それともドコモやauの回線を使っているのかで通話エリアが変わってきます。例えば、安さで言えばイー・モバイルもありますがちょっと郊外に出るとすぐに繋がらなくなりWillcom携帯のような感じです。一方のbモバイルの通信エリアは、docomoの電波エリアを使っているので当然のごとく広範囲が網羅されていると言えます。地図で見てみましょう。例えば、左がイー・モバイル、右がドコモエリアのbモバイルです。

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 もう、一目瞭然です。右の地図の大陸棚みたいな薄い水色のところ。これは経済水域でもなんでもなく電波の届く範囲です。海上もかなりひろく網羅しています。実際に函館方面に旅行に行った時も、白いWILLCOM携帯ではすぐに圏外になってしまいましたが、SIMフリー携帯のスマホは高速道路でも、山の中の小さな集落でもアンテナが3本立っていました。LTEになったり3Gになったりはありますが、ほぼ電波がありました。

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 つながるのは当たり前、なんていうCMもありますが、本当なんだなぁと思いました。また、太平洋フェリの名古屋から苫小牧間ではほぼつながりました。

パケット通信料は?本当に使い放題?

 本当に定額で使い放題なんです。かなり便利です。

インターネット接続の速さは?

 高速通信のLTEサービスがついているものもありますが、それを求めるほどに金額は上がっていきます。ただ、家ではパソコンの無線LAN(Wi-Fi)を使えば高速通信になりますし、テキスト中心のサイトなら上下200kbpsでもあまり不便を感じません。

通話はできるの?

 はい。できます。ただ、LINEの無料通話050IP電話サービスで音声通話を済まそうと試しましたが、119などの緊急通報ができない(消防団員なのに)ことや、接続が切れることが理由で断念しました。たぶん、高速データ通信の使用量が残っているときや、家のWi-Fiを経由しているときは無料通話アプリでも大丈夫そうですが、普通の音声通信と比べると劣ります。

メールの機能は?SMSは?E-Mailは?

 音声通話SIMなら、いわゆるSMSも使えます。あの電話番号だけで行くメールです。その他のメールは、G-mailやHotmailなどのフリーメールかパソコンでインターネットを接続するときにプロバイダからもらったメルアドを使います。設定さえすれば今までの携帯電話同様に新着メールをお知らせしてくれるようにできます。G-mailを使うということはパソコンを使っての送受信や編集ができるという良さがあります。普段はスマホでやりとりしていても、長い文章を返信したいときには文字入力などで面倒に感じることもありますよね。その時はパソコンから返信なんていうことも自然にできるのです。こんな便利なものはありません。

バッテリーの持ちはどんな感じ?

 スマホといえばバッテリーの減りが速いという印象があります。操作を続けていればやはり減りは速いです。触らずに放置しておけば数日は持ちそうですが、いろいろ触っているとやはり1日か2日でバッテリは空になります。

 でも、対応策があります。そこで役立つのものがモバイルバッテリー。私のスマホARROWS X F-02Eのバッテリ容量は2420mAh。今回購入したPower Bank は20000mAhの大容量なので、このモバイルバッテリをフル充電しておけば、最低でも7回くらいはスマホをフル充電できる計算になります。

 ちょっと遠出をするときにかばんの中に潜ませておけば安心ですし、災害への備えとしても良いと思います。ということで、バッテリーの問題はあっさりクリアです。

SIMフリースマホの思わぬメリット

携帯サービスを変えても電話番号、メルアド変更が発生しない!

 携帯会社のメルアドではなくパソコンで使うE-mailになるので、携帯会社を移った時のように意図せずメルアド変更をしなければいけないということが無くなります。電話番号の引き継ぎはできてもメールアドレスは変わるというのが今までの流れですが、格安SIMでメルアドをE-mail使用に慣れてしまえば、SIM契約を他社に移しても電話番号も、メルアドはそのままということが可能になります。

LINEが使える。

 LINEを使えるようになったことで、今まであまり連絡を取らな方人や、メルアドがわからなくなってしまった人とも再び気軽なやりとりができるようになりました。まあ、人によってはデメリットかもしれませんね。(笑)

フェイスブックやツイッター、地図なども

 インターネットに簡単に接続できるということはこういう事もできますよね。もう、やりたい放題ですよ。

ワンタイムパスワードなどのセキュリティツールが使える。

 これも、スマホにしたことによって可能になりました。googleやyahooにログインするときに、通常のIDとパスワードに加え、スマホに表示されるパスワードを入力するという仕組みです。ワンタイムパスワードは短時間で次々に変わるため、セキュリティの向上につながります。ガラケーでは使えなかった機能です。

Bluetoothを使って便利さアップ。

 昨年購入したステップワゴンのインターナビ。電話がかかてきたときにナビで電話を受けることができるという仕組みです。音声もクリアで非常に便利です。

SIMフリースマホのデメリット

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ドコモなど大手通信会社のサービスやアプリなどが使えない。

 まぁ、当然とも言えますが、機械はDocomoでも通信サービスがB-mobileだったりすると、携帯電話にインストールされているのに使えないサービスがあります。iコンシェル、dマーケット、dメニューなど、ドコモのアプリは使えません。ドコモ大好きでそれがなけれな死んじゃう!なんていう方には向かないかもしれません。他のアプリが使えないわけではないので、困ることは無いと思います。

Eメールがパソコンのアドレスに

 これは、メール関係の問題です。@docomo.ne.jpなどのアドレスにならないので、設定次第では受信拒否になる場合があります。相手方の設定を変えていただければ解決するのですが、相手があることなのでなかなか。

 対応策としては、新しいメールアドレスから一斉送信し、届かない方々には従来のアドレスから設定のお願いをする。それでも、すべての方に設定していただくのは難しいかもしれません。が、本当に大切な方とのやりとりはこれでカバーされるはずです。

まとめ

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 以前私は携帯電話料金節約のためにWillcomのPHSを使っていました。スマートフォンは欲しかったのですが、電話料金が安く収まるのならとスマホを我慢していたのです。しかし、受信エリアも広く、スマホも使えて、なおかつ今までより安くなるという夢のようなSIMフリーのサービスを見つけたのです。友人に聞かれることも多くなり記事にまとめました。

 なお、私は携帯電話の専門家ではありません。SIMカードや通信事業者の仕組みなど、厳密にいえば実際と違う表現もあるかもしれませんが、「安く使える」「メリット」「デメリット」は本当ですので、参考にしていただければ嬉しいです。

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