初めてホームページを作ろうという方にとっては、サーバーの応答時間の速さと言われてもピンとこないかもしれません。でも、ネットサーフィンしていて「遅いページ」ってあります。よく、「重たい」と言ったりしますが、なかなか表示されないとイライラしますよね。そのイライラの時間が長ければ長いほど見てくれる人は他のページに行ってしまいます。それが、思ったより深刻な問題なんですよ。

Amazonの調査では、ページの表示速度が0.1秒遅くなると、売り上げが1%低下することが明らかになった。Googleからは、ページの反応が0.5秒遅くなるとアクセス数が20%低下すると発表されている。そうです。

引用元:リサーチ データ&市場調査レポート

 みんなに見てもらうサイトを作るためには、サーバー選びはとても重要な作業なのです。

でも待って!サーバーって何?

 サーバー選びが大事ということは分かりました。でも、そもそも論ですが「サーバーって何さ?」って思いますよね。そこで、簡単に説明します。

 サーバーは、自分のホームページのデータにいつでもどこからでもアクセスができるようにデータを保存しておくパソコンです。 

 本来であれば、作成したファイル(データ)を直接見に行けばいいのですが、そのためにはみんながそのパソコンにアクセスできるようにしなければいけません。そんなの、セキュリティ的にも心配ですし、常に電源を入れておくというのは非現実的です。

 そこで、多くの人はレンタルサーバーのサービスを利用しています。

サーバー選びのポイント

 レンタルサーバーのサービスは山ほどあります。安いところから高いところまであり、どこを契約してもホームページは公開できますが…違いがあります。まぁ、お部屋選びと一緒です。どこを選んでも住めますが、設備や環境って大事ですよね。そこで、サーバー選びのポイントを紹介します。

① やりたいことができるか。
② 通信速度はどうか
③ 料金はサービスに見合っているか。(納得できるか)

 このサイトを参考にホームページを作成する方はWordpressを使用されることと思います。そうなると、DB(データベース)が使用可能なことが一番の条件になります。DBはWordpressのデータを保存するシステムですので、これが使えないと話になりません。

 そのうえで、通信速度、容量、バックアップサービス、サポートの有無を考えます。また、多くのサーバー会社は複数のプランを用意していて、値段が高いほど高度なサービスが受けられます。初めは標準のプランで問題ありません。当サイトが10年以上ホームページ運営をしていて行き着いたのはwpXサーバーです。

wpXは簡単で「速い」

 wpXとは、ホームページのサーバーを提供する大手の「エックスサーバー」が運営するWordPressに特化したサーバーです。

 Wordpressがたくさん使われるようになったので、もっと便利に使えるように開発されたサービスです。もともとWordPressはサーバー上にアップロードしてから簡単な設定をするだけですぐに使用することができるようになります。

 wpXはその手続きさえも含めて全てが超簡略化されていて、初めての方でも簡単にできるようになっています。また、データベースのバックアップや更なる高速化のサービスがデフォルトで利用できます。

 さて、ではどれくらいの違いがあるのか。数字では分かりにくかったので、実際に試してみて、スクリーン動画を撮影し比較しました。左はさくらインターネット、右はwpXサーバーです。記録を取ったのは日曜日の午前中です。

 私は、さくらインターネットを10年使っていました。使い勝手の良さ、自由度はとても高いし値段の割には大容量です。しかし、ここまでの差があるとは思いませんでした。

 wpXサーバーを使うと、初心者でもWordpressの高速化のために必要なキャッシュの設定やmod_pagespeedなどのサービスでサイトの表示速度の改善が可能です。サーバーの応答時間の改善も図られPageSpeed Insightsの得点も向上します。

 さらに、GoogleのdeveloperツールのSearch Consoleで見たサイトクロール時のページダウンロード時間。どれくらいの時間で済むかというグラフですから低い方がいいわけです。サイト移転前後で明らかな違いが出ています。

 SQLのデータベースの読み込み速度が違うということで、管理画面を使った操作でも違いは歴然です。年間契約の場合、さくらインターネットのスタンダードプランは1か月あたり429円。wpXサーバーだと1080円と650円違います。でも、それに勝るほどの費用対効果を感じましたので思い切ってwpXサーバーに乗り換えました。

進化するwpXサーバー

 私がwpXサーバーに移転したのは2015年9月です。その時点では上にかいたような差がありました。その後もサービスの向上が続いています。

 まずは、2015年12月にwpXサーバーのPHPが「PHP7」にバージョンアップしました。PHP7 はPHP5 に比べ2倍以上の実行速度を誇り、メモリ使用量が大幅に改善されたPHPの最新バージョンとのことです。wpXなら、PHP7が標準装備されているので、さらに高速でWordPressを運用することが可能になります。

 2017年夏には、使用できるデータベースの容量が大幅に拡大されました。

 wpXレンタルサーバー : 500MB → 1,000MB(1GB)

 さらに、2017年冬には「HTTP/2」に対応し、キャッシュ処理が強化されました。Webサイト表示速度の大幅に向上しています。画像やJavascript、CSSなどを多用しているWebサイトで特に効果を発揮し、SSL化されているWebサイトであれば自動的にHTTP/2による通信が行われます。

 もちろん、さくらのレンタルサーバーもバージョンアップしてきています。でも、このように、速さの追求とサービスの向上を常に意識して進化し続けるwpXサーバーはやはりオススメです。

試しにwpXを使ってみよう

 では、さっそく試してみましょう。今から30分後には自分のホームページが誕生しますよ。既にサイトを持っている人もできますので、試して速さを実感してみてください。

 まずは、にアクセスし、プランを選択します。なお、リンク先にもありますように、「wpXのレンタルサーバー」を使うか「wpXクラウド」を使うかは今後のサイト運営の方針や、やってみたいことによって変わってきます。

 簡単に言うと、「レンタルサーバー」なら複数のWordpressが作成できますし@の後ろに自分のホームページ名を入れたメールアドレスも自由に作成できます。最初の費用は少し高めですが、今後、やりたいと思うことはほとんどできます。クラウドの場合は手軽ですが、作成できるWordpress(ホームページ)はひとつです。メール機能はありません。

「クラウド」か「レンタルサーバー」か

 クラウドはグレードAを選べば安く抑えられますが、初期費用を除けば月額500円の差です。グレードB以上の場合は初期費用はかかりませんが、同じかそれ以上の値段になってきます。今後の自由度を考えると「レンタルサーバー」をオススメしたいです。なお、どちらも無料で14日間のお試しができます。何度も試すことができますので、納得の行くまで使い比べてみてもいいかもしれません。

 私はどちらも試したのですが、複数のサイトを運営し、メールアドレスも必要だったのでレンタルサーバーにしました。

「wpX」を例にサイト開設の解説

 ホームページ作成はまずは「お試し」からです。もちろん入金しなければ無料期間で終了になります。2週間はあっという間ですが、できそうかどうかを判断するのには十分です。まずは気軽に始めてみましょう。

 まずは、 wpX(ダブリューピーエックス)にアクセスします。ここでは、自由度の高いレンタルサーバーを例に説明します。

①メールアドレスの登録

 連絡が取れるメールアドレスを登録します。規約を読んで「登録」をすると、そのアドレスに確認のメールが届きます。

② サーバーIDを決める

 登録したアドレスに、お申込みURLが記載されています。そのアドレスにアクセスすると、希望するサーバーIDを何にしたいか聞かれます。

 ここで入力したものをホームページのアドレスにすることも可能ですが、多くの場合は年間1,000円程度で独自ドメインを契約して好きなアドレスにすると思います。その場合はこれはただのIDになりますので、そこまで悩まなくてもいいと思います。

③ 会員情報を登録する

 サーバーIDを決めたら、パスワード、契約者種別(個人・法人)、会社名(法人の場合)、名前、性別、生年月日、住所、電話番号を登録します。

④ 会員登録完了のメールを受け取る

 「wpX」■重要■会員登録完了のお知らせというメールでログイン用の会員IDが送られてきます。自分で決めたパスワードとともに忘れないようにしておきます。また、管理パネルへのリンクもあるのでお気に入りに登録しておくと便利です。

⑤ 管理パネルにログインする

 メールのリンクにある「管理パネル」にアクセスします。会員ID(サーバーIDではない)とパスワードを入力を入力して管理画面にアクセスできれば手続き完了です。ここまで5~10分程度の作業です。

試用期間について

 試用期間は申込より14日間、または、利用料金を支払うまでです。サーバーの継続利用をする場合は、試用期間内に利用料金を支払う必要があります。支払わない場合は、そのままサーバーが使用できなくなるだけですが、IDは残ってしまうので「管理パネル」→「契約管理」→「退会・解約」よりサービスの解約申請を行います。数クリックで終わりますので簡単です。

 なお、安く抑えたい場合は私が以前使っていた さくらのレンタルサーバ をお勧めします。ここまで紹介した wpX(ダブリューピーエックス)に近いプランは、スタンダードプランです。Wordpressを複数設置できますし、ウェブフォントも使用可能。それでいて月々515円なのでwpXの半額に抑えられます。常時SSL化は可能なものの何かと制約があること、高速化の対策が「少し」弱いことは留意しておく必要があります。

 私も10年ほどお世話になったサービスで、普通に使っている分には困ることはありませんし、サポートも充実した安心のサービスです。多くの方が利用しているので困ったことがあればgoogleで検索するだけで大体のことは解決できます。wpXでホームページを試した後やっぱりにしたいという場合は、ホームページデータのお引越しも可能です。手順は他のページで紹介していますので参考にしてみてください。

本契約にする場合

 少しホームページ作りを始めてみて「できそうだな。」と思ったら入金手続きを行い、本契約に移行します。少し遅くてもいいからもっと安く抑えたいという場合や、自分にはホームページ作りは難しいなと思ったときは入金せずに14日間使うか、退会手続きを行います。

本契約・継続利用をする場合

 継続利用をする場合は料金の支払いをする必要があります。「管理パネル」→「契約管理」→「料金のお支払い」→更新するサーバーIDにチェックを入れて、「お支払い方法を選択する」より希望する支払い方法にて手続き進めます。

※銀行振込の場合、振込の確認・反映には最大で平日2日程度の時間がかかります。急ぐ場合はコンビニ支払い・クレジットカード決済を利用します。