DELL Inspiron 15R(Inspiron N5110)で Windows10 にアップグレード失敗し、それを復旧してから再度無事にアップグレードを完了するまでの流れをまとめました。

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 私はパソコンを2台所有していて、1台はマルチディスプレイにしたデスクトップPC、もう1台はこのノートパソコン(DELLのInspiron N5110)です。どちらも、Windows7からのアップグレードです。新しいものが好きな私は、実験台になることを覚悟して早々にWindows10のアップグレードを試みました。結論を言えば、起動も終了もかなり早くなったと思います。しかし、越えなければならない壁もありました…。

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 まず、メインで使用しているデスクトップPCです。こちらは何の問題もなくすんなりとできました。少し時間があれば、「はい」「はい」「OK」の繰り返しで無事に完了です。 

 さて、問題はこのDELLのInspiron N5110。同じようにやっても必ず、34%くらいで止まってしまうのです。いや、正確にはディスプレイが明るいけど黒っぽい画面のまま何も表示されない状態なのです。

 ここで、再起動を試みたり元のバージョンに戻したりしました。一度は成功して何事もなかったかのようにWindows7に戻ったのですが、あきらめられずに何度もインストール、復旧を繰り返しているうちに工場出荷時の状態にすら戻すことができなくなりました。とりあえず、時間がない方のために先に結論を書きます。

 画面が黒いままになってしまった場合は、慌てず、HDMIやRGBケーブルで他のモニタにつないでみてください。

 なんと、他のモニタをつなげばそこにアップグレード中の画面が表示されるではありませんか。パスワードを入れてログインすると、「あともう少しで完了です。」だって。結局最初からアップグレードそのものは無事に進んでいたようなんです。ではなぜ?それは、BIOSのバージョンを9から11にしておかなかったからだそうです。「そんなの知らないよ。」というのが心の叫びです。いや、調べもせずに作業を進めた私の責任…。

解決手順1、他のモニタを接続

 バージョンアップの途中で黒い画面のままになってしまったら、まずは落ち着きましょう。いや、そうなっていたらこの記事も見ることは難しいでしょうか。

 まず、ノートPCに接続できるモニタを探します。意外とテレビが盲点です。テレビにはHDMI端子やRGB端子がついたものがありますので、パソコンのモニタがない場合はそちらにつないでみてください。画面が映れば作業を続けられます。

解決手順2、Dellの公式ページでBIOSのバージョンアップ

 Googleなどで”Dell N5110 BIOS”と検索します。おそらく一番上に出てくるであろう”Dell Inspiron N5110 System BIOS ドライバの詳細”にアクセスし、N5110A11.EXEというファイルをダウンロード、インストールします。そして、再起動すれば完了です。ただそれだけです。このように、画面さえ映ればあとは何とでもなります。一番は、Windows10にアップグレードする前にBIOSをアップグレードしておけば問題ない話なのですが、そうとは知らずに苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。

 もし、そうできない場合はあきらめて前のバージョンに戻します。しかし、失敗するとどうしようもなることもありますのでご注意を。そこからの復旧は・・・

私の苦しみ

①工場出荷時に戻す× これができなくなりました。

②前のバージョンに戻す× これも変なところで電源ボタンを押してしまった影響か、できなくなりました。それどころか、起動してもロゴ画面から先に進まず再起動を繰り返す始末。もう末期状態です。

 そこで、起動直後にF12を押し、デスクトップ用のWindows7をとりあえずインストール。ノートパソコンの裏にあるプロダクトIDをダメ元で入れてみました。そしたらちゃんと認証してもらえました。どういう仕組みかはわかりませんが、一応問題なくWindows7になりました。そこから、再度同じようにインストールを試み、また同じところで画面が黒くなったので、デスクトップPCで検索してなんとかこの情報にたどり着きました。失敗するなんて思ってもいなかったので、データも避難せず。消えてしまったものも多数。念のため、大事なデータはバックアップしておくことをお勧めします。

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 Windows7のままで十分という声も多数あります。ただ、Windows10にしたらなんとなくパソコンを買い替えたような楽しい気分を味わうことも。ただ、稀にこんなふうに対応していないことに直面して苦労することもあるという覚悟は必要なのかもしれませんね。