北海道や札幌市で教員を目指すなら 求人情報検索より履歴書送付!

 転職をして先生を目指す方!子育てがひと段落したお母さん。そして、教員採用試験で残念ながら今年は「不合格」となってしまったみなさん。自分の持っている教員免許を生かしてみませんか?

 実は求人情報に表れていませんが、教職員の募集は結構深刻なほど人が足りていないのです。ここでは、教員の募集のなぜ?どうして?を少しだけ紹介します。

この記事のここがPoint!
 教員としてできるだけ早く働きたいのなら、自分で履歴書を各市町村や振興局(北海道の場合)の教育委員会に送付しよう!求人情報にない教員募集が意外とあるぞ。

小学校・中学校の教員採用数はどう決まる?

 教員の採用というのは実は「ギリギリのライン」で決まっています。なぜなら、先生がいるのに仕事がないとなっては行政は困るからです。一度正採用にしてしまえば余ったからといってクビにはできません。それでいて、先生一人につき何百万円という人件費がかかりますから、少しくらい多めにというわけにはいかないのです。

 「学校の数が決まっているんだから、辞める人の分採用すればいいのでは?」

 一般の方はこう思うかもしれませんが、実は先生の必要数というのは結構読むのが難しいのです。その理由をいくつか紹介します。

先生の数が確定できない事情

1、僅少差学級の存在
 あと1人や2人の転入生がきたらクラスが増えたり、逆に転出していって急に減ったりという状況です。自治体によって児童・生徒数の約束がありますので何人とは言えませんが、数に決まりがある以上、ギリギリという状態は必ず発生します。現職の先生が失職しないように「減っても」ある程度大丈夫なようにしていますが、学級が「増えた」ときには教員を募集することになります。

2、加配の存在
 少人数指導、TTや特別支援教育の充実、学びのサポーター制度など自治体によって特色ある教育を行っています。当然、これらの取組には人手が必要で、正規の職員が足りない時には教員を募集することになります。

3、産休や育休
 近年、採用数が増えている(若い先生が増えている)ということで、「産休・育休」でお休みする先生が増える傾向にあります。産休や育休の先生は戻ってきますので、期限付き教員で数を補う必要があります。年度途中に産休代替えの募集をかけてもなかなか先生が見つからないと悩んでいるのが現場の実情です。

4、病休や事情でお休み
 精神的な疾患や、体調不良等で長期にお休みする先生がいます。残念ながら、児童や保護者との関係がうまくいかず休職ということもあります。なかなか厳しい世の中で、若い先生に限ったことではありません。

5、不祥事により処分
 もうお手上げといった感じですが、体罰や淫行、金銭のトラブル、飲酒、人身事故など様々です。せっかく先生になったのにと思いますよね。バカですね。そして、周りはなまら迷惑です。

この記事のここがPoint!
 先生の必要数が変動する上に、先生の都合で急に代替えが必要になることもある。だから、なかなか計画的に1年間教員を補うことが難しい。

▶ スポンサードリンク

先生をストックしておくことはできないのか?

 では、いつ先生が足りなくなっても補充できるように先生をストックしておくことはできないのでしょうか。

 「ストックされている間は無職です」

 今年期限付き教員として「来てもらうかもしれません」と言われて、どれだけの人が安心して待てるでしょうか。収入がなければ生活できない環境にある人は、待つことは難しいですよね。年度当初に履歴書を預かっていても、時間が経てば他の仕事で働いていることが多く、教育委員会も困っているのです。

 実は数年前から、北海道教育庁代替教職員等応募・任用システムに登録するようにもなっているのです。それにも関わらず、各振興局の教育委員会のページを見ると履歴書を送ってほしいとか、システムに登録している方はお電話でその旨お知らせくださいなどと書いてあります。やっぱり人手が足りないのです。システムに登録することも忘れず、さらに履歴書も送っておく。これが近道です。

ねらい目は年度途中!

1、4月は前年度からの更新は強い
 期限付き教員の配置は当然4月に一旦落ち着きます。この時期はだいたい前年度から引き続いての採用であったり、経験者を重点的に回すことが多いです。あえて教員採用試験を受けずに、ずっとと期限付きで過ごしている先生もいます(奥様に多い)。この先生方は信頼も実績も人脈もあるので強いです。

2、まずは年度途中からでも
 ところが、年度途中の教員補充も意外と需要があるのです。先生側の事情が多いですが、数か月すると急に代替え教諭が必要になってくるのです。そんな時に、履歴書を送っておくと声をかけてもらいやすくなります。私も、札幌市を含めた複数の市町村から声掛けをいただきました。

この記事のここがPoint!
 期限付きの募集は4月に限らない。むしろ、年度途中の募集は求人側も大変なので履歴書情報はありがたいのです。ちなみに、札幌市は特に、小学校、中学校技術、中学校美術の教員免許保持者、臨時調理員、臨時学校事務職員の登録が非常に不足しております。(市のホームページより)

求人情報は待っても出てこない!

 以上のように、講師や期限付き教員の求人情報は表立っては出てきませんが結構あるのです。先生を目指す人はまずは履歴書を教育委員会に送ってみてはいかがでしょうか。その際、「期限付き教員として勤務する学校を探しています」と一筆付け加えることをお忘れなく。

(1)<履歴書の送付>履歴書による書類選考

(2)<書類選考者における面接の実施>教職員課人事係より本人へ直接、面接の連絡をいたします。面接後、登録に必要な関係書類を交付します。

(3)<登録完了>登録必要書式を教職員課人事係へ提出。

(4)<採用>産休等の欠員が発生した場合において、教職員課人事係から登録者へ連絡し、健康診断受診後、採用。

▶ スポンサードリンク

講師・期限付き教諭の待遇は?

 ところで、お給料はどれくらいもらえるのでしょうか。時間講師などであれば異なりますが、フルタイムの期限付きであれば基本的には正規の教員と変わりありません。

ボーナスが支給されます

 なんと、ボーナスもありますし退職金も出ます。(私が経験した場合)

経験年数が加算

 驚くことに、多くの自治体では期限付きの教員として働いた分も教職経験年数としてカウントされます。大学卒業後すぐに期限付き教員として働いていたら、大卒で一発合格したアイツにも将来負けないのです。

公立学校共済組合にも加入

 ある程度継続して勤務すると保険に加入できます。まず、2ヶ月を超える任用が決定したら社会保険に、1年以上継続して任用された場合は共済組合に加入できます。産休代替の場合はすぐ加入できるようなこともあったと思います。詳しくは学校の事務の方に確認してください。ここで言えることは、期限付き教員でも正規採用の先生と同じような待遇があるということです。

この記事のここがPoint!
 期限付きの募集は4月に限らない。むしろ、年度途中の募集は求人側も大変なので履歴書情報はありがたい。

教員採用試験に受からなくても

 以上のように、教員免許があれば教員採用試験に受からなくても教員として働くことができます。大卒で教員採用試験に受からなかった方も、転職を目指す方もまずは履歴書でアピールしてみてください。免許取得「見込み」でも送ってみる価値はあります。送ってみてくださいね。

注意!経験が邪魔をする採用試験

 さて、期限付き教諭として働くと、周りの先生は温かい目で見てくれます。なんとなく「俺?出来るんじゃね?」「わたしに任せりゃこんなもんよ」と正直勘違いしてしまう人もいます。採用試験で期限付き教諭の経験を語ることは悪いとは言いませんが、試験官の校長先生方から見たら、期限付きの経験などはそんなに当てにできるものではありません。なぜなら、期限付きの先生が入るクラスは配慮されていることが多いからです。

この記事のここがPoint!
 期限付きの先生は、ある程度は「できて当たり前」という謙虚な姿勢で。

 だから、自分がどう活躍したかというよりも、他の先生や子ども、保護者から何を学んだのかという姿勢で語れる先生の方が印象は良くなります。ちょっと考えればわかることなんですけどね。どうしても、採用試験合格を焦るばかりに格好の良いことばかりを言おうとして、浮いてしまうということがあります。自分でデキると思っている自信のある先生も悪くはありませんが、そういう先生は正直面倒くさいです。学ぶ姿勢のある先生が現場では望まれています。

働きながら採用試験対策

 まず、期限付教諭をしていたら採用試験に受かるなんていうことはありません。やはり、それなりに努力することと、教員として幅広い知識、専門的な知識が必要になります。でも、実際に働いていたら勉強をする時間ってものすごく限られていますし、よほど効率よくやらないと1次試験すら怪しくなってきます。そこで私が重宝したのは「教員養成セミナー」です。予備校に行くよりもずっと安いですし、今はデジタル版や動画視聴のサービスもあるので、働きながら学習するにはもってこいの教材です。

教員養成セミナー

 教員採用試験対策が充実。分かりやすい言葉で噛み砕いた感じの内容。過去問の掲載量も多い。得に、別冊シリーズがテーマも内容も秀逸です。

教職課程

 教育問題なども幅広く掲載。資料やデータが充実していて考え方が広がる。もちろん、教員採用試験対策もある。採用後も生かせます。

・教員養成セミナーと教職課程 迷ったらこちら

  1. この記事へのコメントはありません。