中学生向けの「無料授業配信」を開始しました。第一弾は地理です。→詳しくはこちら

根室本線雪害 キハ40埋まる・・・ キハ40脱出劇

この記事は約5分で読めます。

 1月19日、大学の帰りに、ちょっとお金お追加(500円くらいかな)して、富良野周りで帰宅する事にした。まあ、こういう事ができるのもあとわずかなのでいいでしょう。富良野では駅そばを食べたり写真を撮影(町の)したりして観光を楽しんだ。富良野を15:45に出る普通列車に乗車する。富良野で下車するひとがいたのでボックスシートを確保し、のんびりコーヒーを飲みながら滝川を目指す。車内はとても穏やかな感じでみんなのんびり移動を楽しんでいるようだった。島ノ下駅、野花南駅、上芦別駅、芦別駅と順調に進む。芦別では高校生が乗ってきた。地元では「あしこう」という芦別高校の生徒だろう。芦別では雪がたくさん降っていた。このあたりに住む高校時代の友人にメールをしてみる。それによると、正月後にドカンドカンと降ったらしい。外も暗くなってきて「あーぁ、今日も終わるなぁ。帰ったら除雪かぁ」なんて思いながら滝川を目指す。

 16:25運命の平岸駅に到着。到着時、スムーズに停車するのではなく手前で「停まってしまった」ような感じだったのだろうか。停車後、エンジンをふかし2、3度少しずつ前進する。そこでドアが開き乗客の乗降が行われる。ドアが閉まりいざ出発・・・。ゴオオオオン、ゴオオオオオオンゴオンンンンン・・・・。威勢のいい音が響くが動かない・・・。高校生も乗客も異変に気づき「滑っているのか?」「こんなに乗って重たいから動かないのか?」「お前が重いからだ(ありがち)」などの声が響く。でも、冗談じゃなくいったい何が起こったのか?「故障かな??」と思い様子を見る。するとしばらくして、「ただいま平岸駅停車中です。(停車中なのかよぉと高校生のつっこみ)降雪のため列車が前に進む事ができません。発車までしばらくお待ち下さい」と放送が入る。この放送に、乗り継ぎを心配した客が多数問い合わせ、次に運転士が「乗り継ぎのお客様は運転士がまわりますのでお申し出下さい」と放送が入る。

 私はビデオを持っていたのでデッキにでて様子を撮影してみる。すると運転士が指令に状況を報告していた。「50名近く乗っています」「やってみたけど全然ダメです」「パートナー社員の方が除雪してくれています」「あおってみたけど全然ダメです」「下り列車は茂尻」「滝川駅社員が向かっています」というようなやりとりがあり、車内放送でも言う。それを聞いたおじさんが、「何のために滝川駅社員が来るのか、来てどうするのか、どれくらい待たなければならないのか言わないと説明をしている事にならないと注文する」ごもっともです。

 その後、運転士さんがしっかりと情報を集め再び車内放送で詳細を説明する。ホーム放送では「平岸駅で列車が走行できない状態になっているのでしばらく待って欲しい」という放送が入る。運転士の車内放送では、「車両を少しバックさせて前に進むため、誘導のために駅社員が向かっている。その到着まで30分ほどかかる」という放送がはいる。また接続列車についても、「ライラックも遅れてはいるが接続を取るかどうかはこの列車が動き次第判断する」という放送も入る。

 さて、いよいよ脱出です(動画もあるけど人が映っているので公開はしません)。もうとっぷりと日が暮れてしまいました。対向列車が到着(交換のできる駅でよかった)したところで、運転士が「2435Dの運転士さんに誘導してもらっていいですか?」と指令に確認をする。そこで許可が出たのだと思うが、車内放送で「これから対向列車の運転士の誘導をうけて車両をバックさせ前進させます」と放送がはいる。これを聞いて、親が迎えに来ることのできる高校生がごっそりと下車する。

 17:00になっていたので、もう30分以上ここにいることとなるがいよいよ脱出なるか。誘導というから後ろで旗でも降るのかと思ったら違いました。少しベテランそうなおじさん運転士(しぶい)が「バックさせて前進させるから、動いたらすぐ交代だぞ!」という。若い運転士が「ハイ!!」と威勢良く返事をするが、実はちょっとわかっていないようでウロウロしている。ベテラン運転士「バックだな、よっと・・・」まわりのおじさん「う、うごいた」見事に脱出成功である。

 ベテラン運転士は、こちらをチラリとみてニヤリとし列車から去っていった。感動をありがとう!
列車は次の停車駅「茂尻」に到着する。今度は埋まった様子がないが、今度は信号が赤。運転士が無線で確認すると、ハイモが(ハイモ?かわいらしいな)滝川~東滝川に入っていると。ハイモとは除雪車のことらしい。運転士は「赤平までいけませんか」というが、結局ダメということになった。しかも、運転中止となりバスが向かっていますって・・・。結局バスが到着したのは18:20ころ。

 最初は情報をうまく伝えてくれない運転手に原が立ったが(埋まったことは仕方が無い)、乗客の要望には細かに対応をしてくれてたので、最後は近くにいたおじさんと一緒にお礼を言って下車をした。 滝川駅到着は18:55だった。我々は、19:30のスーパーホワイトアロー28号や、19:41札幌行の普通列車への乗り換えとなったが、この普通列車はキハ40だったので、もう今日はキハ40は嫌だなと思い、600円追加で特急で江別に帰った。

 気分転換に遠回りしてハマッたのでまあ、文句は言えませんが・・・。疲れました。家に帰るとものすごく大量の雪が車を埋めていたので、車の発掘作業。約3時間かけて一台を救出した・・・。全身が痛いよぉ。

Taku@Kitami – 2006/01/21(Sat) 09:38 No.1740
昨冬のできごと。札幌→旭川13時間遅れということになりました。やはりビデオがあるとリアリティな映像になりますね・・・ それにしてもベテラン運転士の 後退させてから前進に入れ替えて脱出させるという経験がものを言うことですね。 ハイモ…排雪モーターカーの略です。

ぷっち – 2006/01/22(Sun) 00:06 No.1754
いやー面白かったです、動画。・・・といったら怒られそうですが・・・^^ 雪害での乗務員のやり取りなんて滅多に聞けないし、見れないし、貴重動画ですね。 ご苦労様でした、ホントに。おつ。

タイトルとURLをコピーしました