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躍動 駒大苫小牧野球部 2004年~2006年

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駒大苫小牧 野球部 甲子園出場

 「北海道が甲子園で優勝することはありえない。」長い期間雪と寒さで活動が制限される北国のハンデや、本州の強豪には最後は負けるというような意識。勝負ごとに「絶対」はありえないのですが、多くの道民の心の中のどこかに、「どうせ無理だろう。」と思うような意識があったのは間違いではないのではないでしょうか。しかし、球児たちは違いましたね。それを打ち破る出来事が3年も続けて起こりました。佐々木主将を軸に猛打が炸裂、済美高校との激しい乱打戦を制した2004年の初優勝。田中将大や本間篤を中心に接戦をものにしていった2005年、そして決勝戦引き分け再試合にまでなった今年(2006年)の準優勝。ファイターズの日本一と合わせて、野球で大いに盛り上がり、勇気をもらった一年でした。

目次

駒大苫小牧のブラスバンド応援

 さて、駒大苫小牧といえばこのテンポのよい応援。チャンスのテーマはなんだか打てそうな気がしてくるから不思議です。円山球場の試合で録画しましたのでアップします。もっとたくさんの動画をご覧になりたい方は、母のホームページ弟のホームページをご覧下さい。吹奏楽の演奏、チアリーダーの踊り、全校応援、4年連続の甲子園ということもあってか、テンポもよくしかもピタッとそろっていて、野球同様見ごたえがあります。画質の悪さは、当時の機材や編集技術のためご容赦ください。

駒大苫小牧 選手別応援 動画

駒大苫小牧 チャンステーマ 動画

選手 曲名
岡川 Child’s Anthem
三木 スパルタンX
中沢 恋のフーガ
本間篤 真赤な太陽
田中 Gパン刑事
鷲谷 必殺仕事人
三谷 ムーンライト伝説
山口 じんじんさせて
小林 風の少年

2005年の優勝 号外は争奪戦

 2回戦から欠かさずテレビで応援してきた甲子園もいよいよ決勝へ。「どうせ北海道だから。」「ここまでよく頑張った。」「もうだめだ。」応援している方が弱気になるような場面も、選手達の「楽しむ」という思いで乗り越えてきたのでしょう。ここまでものすごい量の練習に耐え、葛藤もあり逃げ出したくなるようなことだってあったのだと思います。試合もいつもみんなが絶好調ともかぎりません。人間だから精神的な揺れだってあるでしょう。相手チームだって同じ事が言えますが、ひとつひとつのステップを確実にものにしてきました。

 さて、決勝戦。私はこの日は子育て支援の会議がぶつかりました。家を出たのは1時。ちょうど試合開始。駅で列車に乗るときに1点取られ、札幌駅に着いたら同点でした。その後情報を入手できず、わかったのが4時半で勝利のニュースを知りました。こうなれば、今年も号外を集めに行かなくてはならないですね。去年は学会があってちょうど札幌にいたため、号外を入手できました。

今年も激戦

 号外は去年同様激戦が予想されました。私が札幌駅前に行った時にはすでに毎日・ニッカンが配布終了。道新・朝日・読売・スポニチに備える。去年の経験を生かし私も連覇を目指す。 新聞社がきた。猛烈な奪い合い。でも、必ず2箇所から3箇所で配る。ものすごい人が、走っていってむらがっているところから目を離し、周囲を見るとやっぱりいた。穏やかに配っているところが。そこに行き数部もらう。各社とも数部ずつもらい、仕事でこれない人に渡した。 その時「NHKです、インタビューいいですか?」というのでいろいろ答えた。一言だろうと思っていたら結構たくさん聞かれた。でもテレビでは流れていないようである。
それにしても、奪い合い、ちぎりあい、地下鉄階段の屋根まで上って破片をもらっている人もいたが、あまりに情けない。高校球児が一生懸命頑張って掴んだ栄冠。その影でおとなたちは・・・。こういう日本に誰がした?
私は思う。食糧難が来た時には今の日本に助け合いの精神なんか無い人も多いだろう。災害で助け合う姿をみて、日本もいいなあと思う反面、自分さえ良ければいいという人も多い。自分にゆとりがなければ助けあおうなどと思わないかもしれない。 私は、あの号外が食料だったら・・・国民は奪い合い、パンはちぎれ、米袋は破れ、周囲に散乱し収集のつかない事態になるのではないかと。そんな目で見ていました。ああ恐ろしい。 助け合う心。ゆずり合う心。大切にしていきたいものである。 正直者がバカを見る世界にしてはいけない。私利私欲のために暴徒と化す。 恐ろしいものを見た。

駒大苫小牧 野球部 甲子園優勝駒大苫小牧 野球部 甲子園優勝

アピア 大丸

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電光掲示 帰りの車内。みんな号外。

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苫小牧は大盛り上がり

 2004年、2005年と連覇を果たしたことによって、市内は大盛り上がり。特に駅や観光案内所は写真や道具が展示されている。高校生のスポーツはいろいろあるのだが甲子園はまた特別な思いがあるものですね。

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快進撃は続いた

 高校野球の秋季北海道大会の決勝戦が、札幌市の円山球場で行われた。夏の甲子園で連覇を達成した駒大苫小牧が北海道栄に15-2で大勝した。決勝戦は室蘭支部同士の戦いとなったが、因縁の対決は駒大苫小牧の圧勝となった。田中は4試合に出場しすべての試合でホームランを打った。お見事です。スタンドには夏の大会で大活躍した林裕也選手をはじめ先輩達もエールを送る。これで来春の選抜大会出場をほぼ確実にしたのだろう。NHKの中継で流れた試合後のインタビューで香田誉士史監督は「選抜大会のことはまだ考えられないが、また一生懸命頑張っていきたい。来年の夏の甲子園にむけてしっかり鍛えていきたい」と話していた。

駒大苫小牧 野球部 甲子園優勝

 北海道の高校野球は駒苫があたまひとつもふたつも抜けてしまったように見える。環境がいいとか選手がいいとか言う人もいるけど、スタートラインや環境が少し違うかも知れないが、勝ち続けている一番の要素は努力やチームワークでしょう。プロ野球でもいい選手を集め、環境が整備されているだけでは優勝できてないということを証明している球団があるではないか。努力なんだね。やっぱり。

 さて、駒苫が強いということは、身近に目標とすることができるチームがあるということで、他のチームにとってもチャンスと考えられるのではないか。今までは、「北海道で1番になって出ていっても通用しない」「どうせ次で」「まさか」そんな思いが先行していた。でも、プレッシャーをはねのけて2年連続甲子園で優勝したのだ。野球は1試合1試合の勝負だし、新体制の駒苫もこれからのできたてのチームである。来年にむけてトレーニングを重ねていく。その結果はまた来年の楽しみとな。駒苫はミスや不調で苦しい試合展開になることもあるでしょうがこれからも楽しませて欲しい。そして道内にも、この「強い」駒苫と競い合えるチームがいくつも出てこれば、これからの北海道の高校野球はもっと面白くなるだろう。もう10月になり、しばらくは野球とお別れになるが、厳しい冬の後にある、春の大会でひとまわりもふたまわりも成長した駒大の選手達の姿を楽しみにしている。
駒大苫小牧は11月12日から神宮球場などで始まる明治神宮大会高校の部に出場する。ここで優勝すれば、北海道に「明治神宮枠」としてもう1校の出場権がまわってくる。

岡山国体でも優勝

勝ちましたね。全国でもっとも最後まで熱い夏を戦い抜いた駒大苫小牧ナインが秋の岡山国体でも優勝しました。ラジオのニュースで聞きましたが、なんと夏と秋を連覇したのは、98年の横浜高校以来11年ぶりだとか。同時に、松坂大輔で盛り上がったあのときからもう11年ですか。この月日の経つ早さにもおどろきました。

試合は、駒大苫小牧が9点で相手の石川県遊学館高校が1点だったそうだ。今朝の道新では、この3年生のいるチームでは最後の試合だから目に焼き付けたいという香田監督。去年と今年と甲子園で活躍した林選手をはじめとした3年生選手は、とうとう最後の最後まで試合を続けたという感じだろう。テレビ中継も何も無かったのは残念だが、夏の大会ベスト8チーム+4校で行われた大会で再び優勝するのだから本当にすごいと思う。去年は横浜高校と対戦し初戦で負けていますから。(といっても横浜高校はそのまま勝ち進み優勝していますが。)

夏に優勝したから秋も優勝できるかということが、11年間なかったのだから本当に今年の駒苫は強かったんだ。みごとですね。お疲れ様でした。

駒大苫小牧 野球部 甲子園優勝

明治神宮大会で優勝 斉藤祐樹とも対決

林キャプテン率いる3年生が引退し田中将大と本間篤中心のチームへ。テレビ放送もラジオもないので、新聞で地道にチェック。

初戦は田中君のホームランもあり快勝。

2戦目は高岡商業を相手に、1回に3点をとられすぐに1点を返す。4回に1点を返し、試合はどんどんと終盤へ。3対2で負けているまま8回の裏の攻撃へ。8回の裏に3点入り逆転。これでベスト4進出である。

第3戦は早稲田実業との戦いである。相手のエース斉藤祐樹といえば2006年の引き分け再試合が印象深いが、実はその前年のこの秋の明治神宮大会の準決勝で対戦しているのだ。試合は初回に2点を失い4回にも1点追加され3対0に。うーん、いつかは負けるんだろうけど・・・。このままゼロが続くのか??と一瞬思った。2点入った。本間のホームランである。さらに7回に3点を取り逆転、ついに決勝戦へすすむ。

早稲田実業 200 100 000|3
駒大苫小牧 000 002 30X|5

(早)斎藤-白川 (駒)岡田、田中-小林 ▽本塁打 本間(駒)

決勝戦はは田中君が先発し9回完投完封勝利。11個の三振を奪いました。打っては奥山君のホームランを含む10安打。序盤の2点のリードから7回には駄目押しとなる3点を追加し初優勝へ。お見事としかいえません。これから長い冬が始まりますが、毎年冬が終わったら強くなっている駒大苫小牧。来年度へむけてさらに完成されたチームを目指して頑張って欲しい。今は、夏の甲子園で活躍したメンバーが中心であるが今後も安定して勝っていくためには選手層の厚さが大切でしょう。田中君はすごいピッチャーですが、彼が2年生で松橋君をバックアップしたように今の1年生からも期待の選手がたくさん出てくるといいですね。

今日の試合結果
関西 000 000 000|0
駒苫 011 000 30X|5

(関)ダース-小原 (駒)田中-小林 ▽本塁打 奥山(駒)

こんなこともあったね。ケチがつく優勝

 強豪校になってからは周りの目も厳しく・・・といったところでしょうが体罰、飲酒と問題が続きましたね。2年目の体罰問題の時は優勝旗を返すかどうかという議論まで出ていましたね。よく考えるとそれはおかしな主張のような気がします。その時に書いた文も思い出なので載せておきます。今なら違った文を書くかもしれません。

駒大苫小牧 野球部 甲子園優勝

(以下2005/8/22の記事)

 今回の甲子園。北海道に深紅の大優勝旗が再び渡ってきた。 選手達は「一年間の自信」ということで困難も乗り越え最後まで戦ってきた。 しかし、今回は残念な騒動になってしまっている。
ここで、問題を整理して考えて欲しい。

 今回の事件は、指導者の立場である部長の暴力行為(体罰)である。 体罰はいかなる理由でも許されない。 これは昭和22年からの学校教育法で定められていることである。 もちろん、子ども達は守られなければならない。 この状況で、なぜあの頑張ったナインは置き去りにされなければならないのか。 どうして、あの子達の頑張りを素直に褒め称えてあげられないのか。 高野連の決定がどうなるのか今の段階ではわからないが、 あれは指導者の優勝旗なのか?
生徒が問題を起したと言うなら誰もが納得すると思う。選手もそうだ。 自分達の仲間が問題を起したのならば、自分達の問題として考えられるだろう。 しかし、自分達ではどうしようも出来ない部分で起こったことである。 生徒達の優勝旗であるのなら、返すことはあってはならない。
今の時点でも、優勝報告会が中止となったのは残念である。 学校の不祥事は放置できないし、してはいけない。 大きな問題だと思う。ただ、これは別の問題である。なぜもっと選手を守ってあげられないのか。

 今回の騒動は、1教師の1部員に対する体罰である。 その部員はどうなるんだろう。保護者が何を言いたいのかどうして欲しいのかがわからない。 謝って欲しいのか?優勝旗を返還して欲しいのか?野球部が嫌いなのか? 泣き寝入りすることはあってはいけない。学校側としっかり話し合って解決すべき問題である。 でも、なぜマスコミを使う?うーん。

 自分の子どものことはどうなんだろう。態度が悪かったり、反抗的な態度だったりと。 体罰は良くないが、でもきっと野球部長も困っていたんだろうと思う。 日常的に暴力教師なら他にも被害者がいるはずである。 なんでしょう、辛いね。 その子どもも保護者も体罰を受けたことに関しては被害者である。 でも、そこだけをとりあげて、マスコミに訴えているこの状態は教育になるんだろうか。 その態度が悪くて体罰を受けたと言う話を聞いたときに、保護者はどういう指導をしたのだろうか。マスコミではそこが聞こえない。

 単に、「殴った!殴った!」と騒いでいるだけでは議論の余地は無い。 これからの学校はますます難しいね。 最後に、マスコミについて思うこと。 あれだけ優勝で騒いで感動をありがとう!といいながら、詳細をとりあげない状況。 今度は道民が選手を励ます番だ。もっと番組でとりあげて欲しい。 そして、全国ニュース。

 先ずは編集の仕方が気に喰わない。 人の話も編集しやがって。
「今回はあってはならないことですね、でも選手は頑張ったんだから優勝旗は返すものではない」「優勝旗は返せと言う人もいるけど、私は選手は関係ないのだかた返さなくていいと思う」 こういう意見を某局では
「今回はあってはならないことですね」 「優勝旗は返せと言う人もいるけど」 と切って放送していた。 なんじゃこれ。
「選手は頑張ったんだから優勝旗は返すものではない」
「私は選手は関係ないのだかた返さなくていいと思う」
と放送するのも偏っているが、こういうやり方ってどうなんだ。 こうやって世論を操作しているんだ。

駒大苫小牧 野球部 甲子園優勝

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