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Windows Live Writerの設定を他のパソコンにお引越し

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 複数のパソコンで作業をしたり、パソコンを買い替えたりするときはテーマを更新してブログの情報を取得しなければいけません。ボタンひとつでできるようなサイトならいいのですが、WordPressの場合、indexファイルやshingleファイルを書き換える必要があるものもあります。サーバーの情報ももう一回登録する手間も面倒です。まるごとそのままお引越しができたらいいですよね。
※現在はWordPressのプラグインElementorやデフォルトのエディタのGutenbergもかなり充実していますので、修得した技術を残すための備忘録記事として整理しました。

目次

サイト名やブログのURLなどの設定を取り出す

 パソコンでソフトを動かしている場合、そこで行った設定は必ずどこかに保存されています。その場所がわかって上手に持ち出せれば問題ないのですが、自分で見つけ出すのは難しいことですよね。

レジストリエディタを起動

 Windows10の場合、キーボードのWindowsのマークを押しながら、「R」を押します。すると、「ファイル名を指定して実行」というものが出てきます。Windowsの過去のバージョンでも出し方は違うかもしれませんが、出した後は一緒です。そこに、regeditと入力すると、レジストリエディタが起動します。

コンピューター>HKEY_CURRENT_USER>Software>MicrosoftWindows LiveWriter>Weblogs

このようにフォルダを辿っていきます。

画像を編集

Weblogsまでたどり着いたら右クリックして、データをエクスポートします。これで取り出せるのは、サイト名やブログのURLなどです。

テーマの情報を取り出す

 テーマの情報はダウンロードして隠しフォルダに保存されています。まずは、すべてのフォルダを表示します。

AppDataにアクセス

C:Usersユーザー名AppDataRoamingWindows Live Writerblogtemplates

ここの中のファイルを丸ごとコピーして、後で新しいパソコンにお引越しします。

設定を新しいパソコンにインポートする

 先ほど作成したレジストリエディタのファイルを移転したいPCの画面で展開します。場所はどこでもいいようですが、WLWの設定が上書きされることをご承知おきください。

人間、こう聞かれるとドキドキしますが…まぁ、続行しますので「はい」となります。

テーマのデータも同じ場所にコピー

あとは、先ほどのAppData以下にあったあのデータを、新しいパソコンの同様の場所へコピーします。それだけで終わりです。

 ここまでうまくいけば、新しいパソコンでも、元のパソコンと同じようなWLWの入力画面が開かれます。ただ、新しい記事をアップロードする際にはブログのパスワードの再度入力を求められますので、それだけはご承知おきください。1回入力すればあとは今まで通りの環境で記事更新ができますよ。

 ここで紹介したOpen Live Writerは、とにかく公開画面を直接編集するような感覚でより簡単に記事の更新ができることを目指した結果たどり着いたものでした。でも、Elementorというプラグインを使えば、ここまで紹介したような面倒な設定をする必要が全くなく同様かそれ以上のことができてしまいます。まだ試していない方はこの機会に試してみることをオススメします。

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