サーモンの話
私はさかなクンのような学者ではありませんので、Wikipediaなどインターネット上の情報を探してまとめています。専門的な言葉はできるだけ使わず、少しでも分かりやすくまとめられればと思っています。そして、同じ疑問を持たれる方がいらっしゃるようで、年間4000人くらいの人が見てくれていますので、少し内容も見直し、追記しています。
さて、近年人気急上昇のサーモン。野生のサーモンは寄生虫がいる場合が多いので、主に養殖されたものが市場に出回っています。よく、スーパーではアトランティックサーモンとトラウトサーモンというものを目にしますね。スーパーで小さい子を連れたおやじ(私じゃないよ)が、「トラウトは養殖だから何を食わせているかわからんからやめた方がい」と言っていましたが、多分それはその人の勝手な解釈のような気がします。なぜなら、アトランティックサーモンも日本に入って来るもののほとんどは養殖物だからです。
まず、アトランティックとトラウトの違いですが、それは種類が違うのです。アトランティックとは鮭(シャケ)を指します。また、トラウトは鱒(マス)を指します。厳密に言いますとアトランティックサーモンは、太西洋鮭(サーモン)であり、トラウトサーモンはニジマスの大型種だと思って良いようです。トラウトサーモンは、アメリカワシントン州立大学のドナルドソン博士が養殖用に作ったサーモンなので、子連れおやじの主張したかったことはこの点なのかもしれません。どっちも、お店に並んでいるものは養殖物のようですが・・・。
より詳しいことをコメント欄に山田さんが説明してくださっています。
トラウトは日本人向け?
「YAHOO!知恵袋」にはこう書いていました。
トラウトサーモンは身の色が濃いオレンジというか赤色で、赤い鮭を好む日本人向けに開発養殖された魚種です。刺身、寿司ネタ、切り身と様々な用途で使用されます。
一方アトランティックサーモンは、身がオレンジ色で赤くないため、日本では今一つ消費量が拡大しません。生で空輸されることが多く、主に回転寿司のネタや、刺身で消費されています。
なるほど、値段はお店の仕入れの都合もあるのではっきりしたことは言えませんが、色は確かに違いそうです。下の写真で言うと真ん中がトラウトです。
サーモンの序列
1位 アトランティックサーモン
2位 トラウトサーモン
3位 銀鮭
いちばん高価なのは主に生食用のアトランティックサーモン、次に生食用、加工用を兼ねるトラウトサーモン、そしてギンザケ。では、味にどれくらいの差があるのでしょうか。好みもありますが食べ比べてみました。
食べ比べに挑戦してみました
記事のタイトルにあるように、食べ比べをしてみました。高価なものはきっとおいしいので、近くのスーパーの「安い」サーモンで違いがあるか確かめてみました。
検証方法 妻が切って皿にもりつける → 私が食べる
結果
結果を発表します。醤油やワサビの付けすぎやお皿の違い惑わされないように気を付けて食べました。もちろん、ランキングは私の好みですのでご了承ください。
1位 チリ産のアトランティックサーモン(128円/g)
2位 チリ産のトラウトサーモン(148円/g)
3位 ノルウェー産のアトラ1ンティックサーモン(198円/g)
になりました。もちろん、大差はなかったんですけどね。店を変えて確かめてみたいものです。
妻は、「あなたは安いのでいいことがわかった」と言いますが、そういうことにこの結果が使われては困ります。本当においしいサーモンを追い求めてほかの店も探します。お刺身大好きなので。
そもそもが格安スーパーのお刺身です。鮮魚店などで切ってもらうお刺身とはその時点で差がありますね。他のお店も使って食べ比べてみようかなと思います。