WordPressは管理画面から簡単にテーマを入れ替えることができます。そのテーマは無料なものから有料のものまでほぼ無限と言ってもいいほどあります。その中から、オススメできる2つのテーマを紹介します。
テーマを選ぶ際のポイント
では、どのような観点でテーマを選べばよいのでしょうか。私は次の条件を満たすものを選んでいます。
1、デザインがシンプルで格好いい
2、管理画面からのカスタマイズが可能
3、サクサク動くもの
4、SEO対策が充実(アクセスが増えやすい)
5、レスポンシブ対応
6、フォーラムなどがあり情報が満載
これらのこと全てに当てはまるものとなればかなり数は絞られてきます。そこで、無料のテーマ1つと有料のもの1つを紹介します。
Simplicity(シンプリシティー)
Simplicityには主に、以下の7つの特徴があります。
・ シンプル
・ 内部SEO施策済み
・ 拡散のための仕掛けが施されている
・ 端末に合わせた4つのレスポンシブスタイル
・ 手軽に収益化
・ ブログの主役はあくまで本文
・ カスタマイズがしやすい
無料なものでここまで揃っているものは見つからず、私は長い間利用させていただきました。あとは、頻繁にバージョンアップされていくので最新の技術を反映することが可能です。使っていて楽しいテンプレートです。
テーマにお金をかけないのなら Simplicity(公式サイト) をオススメします。
私が以前管理画面上で変更したことは・・・
1,ロゴを「なまら」の画像に変更
2,Google AdSenseコードの設置
3,配色や文字サイズの変更
4,関連記事表示数、トップページ記事表示の変更
5,サムネイルの角を丸く
6,ファビコン(ブラウザの小さいアイコン)を変更
7,ログイン時にWindows live Writerの編集ボタンを表示
ざっと、これだけのことが管理画面上でリアルタイムに変化を見ながら編集できるのです。特に編集ボタンは感激ものです。一般のテーマファイルなら当然single.phpファイルを編集しなければできなかったこと。驚きました。
さ・ら・に・・・
WLWの記事編集画面は、ブログのデザインをダウンロードして感覚的に編集できるのですが、結構失敗するんですよね。ところがこの「simplicity」は、レイアウトの設定から一覧リストのスタイル→本文表示にして、あとはWLWでテーマを更新すればデザインをダウンロードできてしまったのです。これもすごいことですよ。
ただし、simplicityを使うにしても記事の更新はElementorを使ったほうがいいですよ。
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賢威(けんい)
賢威には主に、以下の5つの特徴があります。
・ SEO対策が究極に充実
・ 賢威フォーラムでプロが答えてくれる
・ 進化がとまらない
・ CSS(スタイルシート)が充実
・ もちろんレスポンシブ対応
こちらは企業ですので、プロの技術者がチームを組んで開発しているテーマです。当然、お金をかけるだけの効果も期待できます。アフィリエイトなどで本気で収入を得ようと思う方は導入した方がいいと思います。記事の内容でライバルに差をつけることはもちろんですが、テーマで差をつけられては悔しいですよね。記事の内容で勝負できるよう、テーマは一番のものを使いたいものです。
なお、最初の費用は高く感じますが、一度購入するとバージョンアップした時も含めずっと使えます。世の中にはお金がかかる趣味がいろいろありますが、この趣味は上手くいけば投資した分が回収でき、それ以上の利益を生む可能性がある趣味です。
SEOテンプレート【賢威】 は試してみる価値がありますよ。
カスタマイズは子テーマで
さて、テーマファイルを決めて有効化したあと、デザインをカスタマイズしてアレンジしたくなりますよね。その時のお話です。
WordPressのテンプレートファイルには、「親テーマ」「子テーマ」という考え方があります。WordPressはまず親テーマを読み込み、続いて子テーマを読み込むという流れになっています。
テーマファイルを直接編集すると、アップデートの度にせっかくカスタマイズした部分が全て上書きされて消えてしまうのです。カスタマイズしたところをメモしていたこともありますが、かなり面倒です。子テーマに分けておけば、親テーマだけ新バージョンに更新できます。このように、テーマファイルを編集したい場合は必ず子テーマをカスタマイズして本体と別に保存しておくのです。子テーマをカスタマイズすることで、その後のメンテナンスにかかる労力が大きく削減されますし、バージョンアップも気軽におこなえます。
子テーマを作る際の注意
なお、テーマフォルダ名を変更してアップロードしている場合の子テーマはいくつか注意が必要です。賢威もSimplicityもstyle.cssの中にあるTemplate:~という部分を変更する必要があります。これは、親テーマのフォルダは何かを示す記述ですので、当然親テーマのフォルダ名を変えたら変えなければいけません。
例:Template: simplicity
更にSimplicityの場合は、style.cssの他にresponsive.cssとmobile.cssの中にあるimport urlのsimplicityの部分を変更します。これは、どこどこにあるファイルを読み込みますという命令なので、どこどこが変われば変えなければいけないですよね。
例:@import url(“../simplicity/responsive.css”);
※Simplicity2以降は@importの記述が見つからないので、もしかしたらstyle.cssの変更だけで済むかもしれません。詳しくは別の記事で紹介しています。