レンタルサーバーのサービスや性能、料金を比較して途中で乗り換えたいと思うことがあります。今回は、レンタルサーバーを変更してWordPressを移転する時の簡単な手順を紹介します。
データーを取り出す(エクスポート)
1、ファイルをダウンロード
まずは、サーバー上にあるデータを自分のパソコンに全て戻します。ファイル転送ソフトで1つずつダウンロードすると大変な時間がかかるので、「さくらインターネットのコントロールパネル」からファイルマネージャーにアクセスし、全てのファイルをzip形式に変換してまとめてダウンロードする方法を使います。
すると、数時間かかるところを数分でダウンロードできました。
2、データーベースをダウンロード
データーベースの設定より管理ツールにログインします。WordPress関係のデータベースがまとまってあるので、ページ下の方にある「すべてチェックする」でチェックをします。
→チェックしたものをすべてエクスポートをします。
なお、サイズが大きすぎると後でインポートできなくなるので、ファイルに保存するのzip圧縮にチェックを入れることを忘れないようにします。
引っ越しの準備はこれで終わりです。なお、ダウンロードしても元のサーバーのデータが消えるわけではありませんので、ホームページは今までと同じように閲覧することができます。本物のお引越しとは違いますね。
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データーを移す(インポート)
1、ファイルをアップロード
新しいサーバーのコントロールパネルのファイルマネージャーかFTPソフトで一気にアップロードします。さくらインターネットの場合、zipファイルをリモート解答できます。私の場合、「処理が失敗しました。」と出ましたが、「再読込」で終了しました。特に問題が発生している様子はありませんでした。
2、データーベースを新規作成
次にデーターベースを新規設定します。 最大16MBなので、zip圧縮しておかないとアップロードできないということになりかねません。WordPressの移転でデーターベースのサイズが大きくてうまくインポートできないという悩みは多いみたいです。これで簡単にいけますよ。
さて、ここまででファイルとデーターベースの移転は終了。
ドメインのお引越し
1、ドメインの削除
同じさくらのレンタルサーバー内で移動する場合は、旧サーバーのコントロールパネルでドメインの設定に行き、先にドメインを削除する必要があります。他社のサーバーに移動する時は、新サーバーでドメイン設定をしてからでも大丈夫でした。
2、ドメインの追加
5. 他社で取得したドメインを移管せずに使う・属性型JPドメインを使う(さくら管理も含む)にアクセスします。ドメイン名を入力して「送信」。あとは待つのみ。時々F5を押して試してみます。
1時間くらいこの状態でした。頻繁にやる作業ではないので難しく感じますが、慣れてきたら簡単な作業です。また、マルチサイトにしている時に移転する場合は子サイトのためにサブドメインの設定をしなければいけません。子サイトが多いほど作業量が増えるのでそこは少し手間がかかります。
画像の保存先のパス
Windows Live Writerで投稿しようとしたら
このブログでは画像の投稿がサポートされていないため、以下の画像は投稿できません。
Windows Live Writer では、FTPアカウントへの画像の投稿を設定できます。画像投稿用のFTPアカウントを設定しますか?
前にも見たことがあるなぁ・・・ と一瞬迷いましたが、「あっ!」と思い出しました。マルチサイト化している場合はダッシュボードから画像の保存先のパスを変更します。
「サイトネットワークの管理者」→「サイト」→「編集」→設定→
Upload Pathの/home/××××××/www/wp-content/uploa
なお、WordPressのバージョンや使っているサーバーによって手順や表示される画面が変わってきます。でも、ファイルとデーターベースを古いサーバーからダウンロードして、新しいサーバーにアップロードするという流れは同じです。