【旅行記】静岡旅行記 8月1日②
静岡15:03発興津行の電車に乗車。清水駅で下車。清水はちびまるこちゃんの町。駅や連絡通路はイラストが描かれていた。少し駅周辺を歩いて花火大会の会場へ向かうことにする。しかし、あたりを見渡してもどうも花火大会の気配がない。お祭りの案内所のお姉さんに聞くと、「花火?無料のバス、あそこからでてる。」日本の方ではないらしい。「ありがとう、サンキュー」とお礼を言い、エスパルスドリームプラザ行のシャトルバスへ。地元の人は大人も子供もドリプラと言っていた。マイクロバスに毛が生えたようなバス(しかも古い)で15分ほど。なんとなくウイングベイ小樽のような雰囲気の場所に到着。さすがににぎわっている。花火大会まで3時間以上あるので場所を確保してからゆっくり待つことにした。会場ではすでに場所取りが進んでいて、中には畳3畳くらいのところに3,4人。場所をとりすぎだろうという感じのところもあった。私はよそ者なので柱の陰に小さくキープ。港が一望できるなかなか良い場所をキープできた。花火が近づくとシートを敷いていた人も続々登場。開始20分くらい前になると、かなり混雑してきた。
これくらいの時間になってからカップルで隙間を歩いてきて、「場所ないね」「ここ、あいてるかな」なんて言ってる人たちもいた。何時間も前から待っている私から見ると、「甘い!」と思ってしまう。デートなら少し努力して場所取りをしておくことぐらい必要でしょ。あっちに行こうと女の子に手を引かれていく姿はまるで草食系。まぁ、私もそこまではしませんけどね。開始5分前。前にデデーンと場所をとっていたのは典型的なオバタリアン。前のちょっと開いたスペースを見て「ここあいていますか?」と聞いた人に(ぎりぎりにそんな場所をねらうほうも図々しいけど)、「来ますから来ますから」と追いやって、「前に人がこられたら嫌だね」ってガード。どれだけ場所を取れば気が済むのか。さすがです。
さて、いよいよ打ち上げの時間。前のおばちゃんたちは「いやぁいいばしょ。最高の場所。」なんて言いながらお弁当を広げ始めた。ドドドーン!ドドドーン!その瞬間会場のみなさん「!」マークが。見ていた方と違う方向から花火が。「見えない」「えーー!」の声が周辺に。しかも、煙で肝心の花火ももやって見えない。拍手なし。次の瞬間、前に座っていたおばさんたちや周りの人たちが一斉にザザザッと移動。お弁当片手に場所サーチ。少しして、「あっちのほうがぜんぜんいいよ」と荷物もそのままにどこかへ行ってしまった。私はしばらくその場所で見ていたが、さすがに半分くらいまで見たところで移動した。次にキープした場所は一応花火全体が見渡せるところだが、どうも建物の陰になってしまう。結局どこで見ても建物が邪魔になるような感じになってしまった。ビデオも撮ったが、まるで建物が空爆を受けているような映像になってしまった。終了5分前。次がフィナーレだとアナウンスが入り、ビデオを構えると・・・。ダダダダダーとありったけの花火が20秒くらいの間に打ち上がり終了。迫力はあったがこんなに短いフィナーレは初めて見た。まわりの人も、もぞもぞ帰り始めたので私も帰路につくことにした。
どう歩いていいのかわからないのでとりあえず人の波にのり歩いた。「わたしは誰~ここはどこ~」状態。やがて「静岡鉄道の新清水駅」についた。そこから古い東急の車両で新静岡まで。ここの電車、すべて2両編成で駅間も短く路面電車のようだった。新静岡駅からホテルに徒歩で戻り本日の日程は終了。夕食はサンクスのとろろそば。今日は静岡らしい食事をしないまま終了してしまった。明日に期待しましょう。