【旅行記】静岡旅行記 8月2日② 井川渡船
井川は、静岡市街地より約60km、車でおおよそ2時間走った静岡市域の中心に位置している。1969年1月1日に旧静岡市に編入され、2005年4月に静岡市が政令指定都市になった後は葵区の一部となっている。列車を乗り継ぎ、ミニ鉄道に乗りずいぶん山奥まできたという印象だが「静岡市」ということで不思議な感じである。井川渡船は定員20名ほどの小型船。ダムでできた井川湖の真ん中を進んでいった。
30分ほどすると、前方に井川大橋が見え、船はその下をぐるっとまわってから井川本村に到着。
ここまでなんとか雨に当たらずにいたが、船に乗ったあたりから降り始めた雨がここでも降っていた。雨具を持っていないので近くで雨宿りをしようと適当な場所を探してみると、農協を発見。早速入ってみることにする。自動ドアが開き入店のチャイムが鳴るも誰も来ない。奥のカウンターは金融窓口になっていて、人がいるが黙々と仕事をしていてこちらは気にしていない様子。店の中を見渡しても特に買いたいものもなかったので、静かに入り口付近に立っているとドアが開いたり閉まったり。その度にチャイムがなるものだからうるさくて、仕方がなく店を出ることにした。幸い雨が上がっていたので町の中を少し散策。気になるものは特に何も無かった。
少し早めではあったが、12:10が近づいてきたので再び渡船乗り場へ。今度は井川大橋を経由しないので15分ほどで井川ダムに到着した。
ダムから景色を眺めながら駅へ。発車まではまだ1時間弱あった。お昼を食べるには丁度よい時間だったが、道中のトイレのことを考えてここはカット。その分の食費を夜にまわそうと思い、待合室でゆっくり過ごすことにした。パソコンで記事を書いたりみっちゃんにメールをしたりしているうちにあっという間に時間になった。